2023年3月22日
かつてインターネット利用といえば、情報を受け取るだけでの利用でした。
近年では、SNSによる動画の送信やリモートワークでインターネットを利用している人が増えています。
そのため、インターネットのスピード、とりわけアップロードの速さも注目されるようになりました。
本記事では、アップロードについて解説します。
アップロードが遅くなる原因や影響、対応すべき改善策について紹介します。
情報発信するものの、アップロードの速さに疑問がある人にはぜひ最後までお読みください。
<アップロードが速い光回線!>
インターネットの速度が速い、遅いと聞きますが、インターネットのスピードには、アップロード、ダウンロードと2種類の速度があります。
利用者がWebサイトを閲覧するときに関連するのはダウンロードで、利用者が送信する場合の速度がアップロードです。
アップロードの速度は一定ではないので、注意が必要です。
アップロードが遅くなるパターンについても説明します。
アップロード速度とは、インターネット利用者がインターネット上に動画等データを送信する場合の速度をいいます。
逆に、ダウンロード速度は、インターネット上から端末にデータを取り込む際にかかる速度です。
近年では、リモート会議やSNSでの動画配信等により、アップロードの速さも重要視する利用者が増加しています。
アップロード速度は、常に一定ではありません。
アップロードが遅くなるパターンとして、次の4つのパターンがあるので紹介しましょう。
通信回線契約がADSLの場合、ダウンロードでは最大50Mbps、アップロードでは最大5Mbpsが一般的とされています。
現在のWeb会議や画像および動画投稿において、支障をきたすというより、遅いので間に合いません。
2024年にADSLが廃止となるので、新しい回線に乗り換える必要があります。
LANケーブル等、配線に不具合があると、アップロードが遅いと感じることがあるので注意しなければなりません。
ケーブル線が古くなって劣化したり、接続に支障をきたしたりするときがあります。
アップロードが遅いと感じたら、ケーブルやコネクタなどをチェックし、古くなっていれば、交換するなどして対応するのがいいでしょう。
同じ回線を複数の人や、パソコンやスマホなど複数のデバイスを同時に利用している場合にもアップロードの速度が遅くなります。
具体例として、回線を利用している複数人が、動画を同時に送信しているときや、Web会議を行いながら画像をアップロードしている場合などです。
アップロードが遅いと感じるときは、他のデバイスでアップロードしていないか確認することをおすすめします。
アップロードに必要なルーターなど通信に使用する機器に問題があると、アップロードに影響するので注意が必要です。
ルーターそのものが古かったり、Wi-Fi接続の場合、設置場所が悪かったりすると、アップロードに影響を与え遅いと感じることがあります。
通信規格に適したルーターであるのか、ルーター周辺に電波を妨げるものはないかチェックしましょう。
アップロードが遅いと、どのような影響が出るのでしょうか。
以下の4点について解説します。
アップロードが遅いと、動画投稿が円滑に行えなく、時間がかかるケースがあります。
動画はデータ容量が大きいため、普通であっても動画投稿のアップロードは遅いものです。
スムーズにアップロードできないと、場合によっては、途中でフリーズする恐れがあるかもしれません。
最初から動画投稿のアップロードをやり直すことにもなりかねませんので注意しましょう。
Web会議やウェビナーなど業務に支障をきたすリスクがあるので注意しなければなりません。
とりわけWeb会議では、双方向でのやりとりとなるので、アップロード、ダウンロード共に遅いと画像や音声が途切れがちとなります。
リモートワークにより自宅で業務を行うことが増えてきているので、通信環境の見直しを図ることを推奨します。
オンラインゲームにおいて、アップロードのスピードが遅いとき、コントローラーを操作から反映までラグが発生し、オンラインゲームがフリーズすることがあります。
特に、細かい動きが要求されるゲームにおいては、遅いと画面が固まったりラグが発生したりすることで楽しめなくなる可能性があります。
快適にゲームを行うには、アップロードのスピードが速いことが必須といえるでしょう。
インターネットで株式を売買したり、FX(外国為替証拠金取引)で通貨を売買したりして資産運用している人も増えてきています。
アップロードが遅いと、取引したいと考えている値段で売買できない場合が発生するリスクがあります。
事前に値段を決めて取引する「指値注文」では問題ないのですが、値段を指定せずに注文する「成行注文」での取引では注意が必要です。
【関連記事】インターネットがつながらない5つの原因と対策【快適なネット環境を作る方法】
<速度が不安な方におすすめ!>
アップロードを速くするにはどのような方法があるのでしょうか。
7つの改善策があるので紹介しましょう。
アップロードが遅い原因として、モデムやルーター等、周辺機器のスペックに問題があるかもしれません。
周辺機器を見直すことで、アップロードが速くなる可能性があります。
とりわけ、長年ルーターを使用していると、当初の対応速度のままなら、インタ-ネットの回線がいくら速くても対応できません。
周辺機器のスペックをチェックして、アップロード速度の改善を図ることをおすすめします。
パソコンやスマホといったデバイスをアップデートすることで、インターネット通信のアップロードが改善するケースもあります。
デバイスのOSが古いままであると、通信速度に影響します。
現在使用中のパソコンやスマホのOSが最新のものであるかをチェックし、もし古い状態であれば、最新のOSに更新しましょう。
スムーズにアップロードを行うには、回線を使用している端末を減らすことも改善策の一つです。
複数の端末がインターネット利用していると、回線の容量がオーバーし、アップロードが遅くなります。
遅くなったと感じた場合、端末を減らしたり、あるいは端末を利用する時間をずらしたりすることで、アップロードの速度の改善が図れるでしょう。
特にデバイスがパソコンの場合、セキュリティソフトの影響でアップロードが遅いときがあります。
セキュリティソフトが、インターネット接続を遮断する場合があるからです。
そのため、アップロードを速くする改善策として、セキュリティソフトを遮断することがアップロードの改善につながります。
セキュリティレベルを現状から下げる、または、セキュリティソフトの見直しも有効な手法でしょう。
インターネット接続がWi-Fi接続であるため、アップロードが遅い可能性もあります。
LANケーブルを使うことで、アップロードが改善される場合があります。
Wi-Fi接続よりLANケーブルを使用した方がアップロードは速くなるのが一般的です。
接続方法を見直すことも、アップロードを速くする改善策の一つといえるでしょう。
現在利用しているインターネット契約内容を確認しましょう。
そもそもアップロードの速さを見込めない契約でのインターネット利用であるかもしれません。
Web会議やゲーム等、インターネットの使用用途によっては、アップロードの速い通信環境が必須の場合があるので、契約内容を確認し、ネット環境を見直すことも重要です。
アップロードを速くするための見直し方法としてプロバイダの変更があります。
インターネット契約がADSL契約である場合、光回線を取り扱っているプロバイダに変更することで、アップロードのスピードが格段に上がるでしょう。
プロバイダの不具合で、インターネットの接続ができないケースもあります。
アップロードにも影響を及ぼしますので、通信回線が速くても、プロバイダの変更を検討することも必要かもしれません。
かつては、インターネットといえば、Webサイトの閲覧がメインでしたので、ダウンロードのスピードが注目されていました。
ところが、昨今のリモートワークやSNS発信によるニーズが高まった影響で、アップロードの速さも重視されるようになりました。
アップロードが遅いと、動画送信やWeb会議などに支障をきたすようになります。
改善点として、周辺機器のスペックのチェックやデバイスのアップデートなどがあります。
ビッグローブ光は、光回線を使用し、IPv6接続(IPoE方式)対応で使い放題の高速インターネットです。
通信速度が最大1Gbpsの光回線であるため、ストレスなくインターネットライフを満喫できます。
アップロードの速さを見直すには、ビッグローブ光にしてみいてはいかがでしょうか。
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