2023年1月31日
「光回線とはよく聞くけど、電話回線とどう違うの?」
「インターネットは速いの?」
「光回線で電話がかけられるの?」
光回線を利用していない人からよく耳にする疑問ですが、実際はどうなのでしょうか。
光回線は光ファイバーという素材で行う通信回線で、電話もかけられます。
インターネット接続では、光回線は電話回線の50倍ほどのスピードで接続が可能です。
本記事では、光回線のメリット・デメリット、および電話回線からの切り替えの手順について解説します。
2024年以降、電話回線でのインターネット接続が終了しますので、電話回線でインターネット接続をしている人はぜひ最後までお読み下さい。
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目次
インターネット接続は、光回線か電話回線のどちらかで行われています。
・光回線の特徴
・電話回線の特徴
それぞれの特徴について説明します。
光回線とは、光ファイバーを使った通信回線を指します。
光ファイバーは石英ガラスやプラスチックから作られたケーブルで、外からの影響を受けることがないため、ノイズ等で通信が遮断されることがほとんどありません。
光の反射および屈折を利用してデータを転送するため、通信速度が速く、長距離通信にも適した特性を持っています。
電話回線とは、電話機につなぐ回線で、アナログ回線とデジタル回線の2種類あります。
アナログ回線は電話回線が初めて引かれた時からある回線で、銅線が使われています。
長い距離での通話にはノイズが入るというデメリットがありますが、停電時にも利用可能で、日本の主要な施設にはアナログ回線がいまだに利用されている所以です。
デジタル回線は、データを「0」と「1」のデジタル化にして変換して送り、アナログ回線同様、銅線を使ってデータを送ります。
電話回線を使ってのインターネット接続方法には次の3通りあります。
・アナログ回線
・ISDN回線
・ADSL回線
こちらもそれぞれ解説していきます。
アナログ回線はインターネット黎明期から使われていて、ダイアルアップ方式で接続していました。
アナログ回線は低速で、インターネット接続中は電話料金がかかり、インターネット利用中は電話が使えないといったデメリットがありました。
現在ではほとんど利用されていません。
ISDN回線はNTT東日本・NTT西日本が提供するアナログ回線を利用したデジタル通信網を指します。
2回線利用でき、インターネット利用中でも電話を使うことも可能です。
しかし、NTT東日本は、2024年1月から地域ごとに段階的にIP網へ移行するため、ISDN回線のサービスは利用できなくなります。
ISDN利用者は、ISDN回線に代わるインターネット回線への乗り換えを考えなければなりません。
引用:NTT東日本
ADSL回線とは、アナログ回線の通常電話が利用しない周波数帯を使って、最大で50Mbpmといった高速でインターネット接続を可能にする回線です。
電話回線を利用するため、特別な工事が必要なく、費用を抑えられるのがメリットでした。
しかし、光回線の普及に伴い、ADSL回線事業者は次々にサービスを終了しており、2024年3月にはすべての事業者がサービスを終了します。
ISDN回線同様、インターネット回線の変更を行う必要があります。
光回線のメリットとして、次の3つがあります。
・使用中の電話番号がそのまま利用可
・通信速度の安定
・アンテナがなくてもテレビの視聴が可能
それぞれ解説します。
使用中のアナログ回線から光回線(ひかり電話)に切り替える場合、電話番号を変更する必要がなく、そのままアナログ回線での電話番号を光回線(ひかり電話)で利用できます。
金融機関など自宅の電話番号を登録している先へ変更届を提出する手間が省けます。
光回線は、光ファイバーを使ってデータ通信を行う回線で、外部からの影響をあまり受けず、光の特性を利用しての通信であるため、通信速度が安定している点がメリットとしてあげられます。
光回線の通信速度は1Gbpmが一般的とされていて、ADSL回線の速度は最大で50Mbpmですので、20倍ほどのスピードで通信可能です。
インターネットのアクセス時における待ち時間が短縮され、画像のダウンロードなどで、時間がかかっていた時に感じていたストレスも大きく軽減されます。
光回線を利用することでアンテナなしでテレビの視聴が可能です。
光回線では、引き込んだ光ファイバーを室内の映像用回線終端装置という機器を設置し、テレビに接続することで視聴が可能となります。
テレビ視聴は光回線サービスのオプションであるので、別途申し込みが必要です。
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光回線のデメリットは、以下の4点です。
・停電した時に回線が使えない
・乗り換え時に、既存の電話番号が使用できない場合がある
・光回線工事が必要
・光回線の利用料金が割高
それぞれ解説します。
アナログ電話の場合、停電時においても通常通りに利用できますが、光回線(ひかり電話)は利用できません。
理由として、光回線は電源プラグに差し込み、電気を利用しないと使用できないためです。
そのため、停電になると電話機も使えなくなるため、光回線も当然利用できなくなります。
アナログ回線で使用していた電話番号はひかり電話でも使用可能です。
しかし、ひかり電話で新規に取得した電話番号について、別のサービスを利用するために乗り換える場合、既存の電話番号が使用できない場合があるので注意が必要です。
光回線を利用する場合、屋内に光回線を引き込む工事が必要となります。
特に、在宅勤務が増加している現在の労働環境では、光回線を利用する二ーズが増加しています。
仕事以外にも光回線に乗り換えてストレスの少ないインターネットライフを希望する家庭が多いため、光回線工事が混みあい、工事に取りかかる時期がずれ込むといったケースもあるようです。
光回線の利用料金は固定回線と比較して、月額料金が割高な点があります。
同時に、光回線の工事費用等も初期費用としてかかる点にも注意が必要です。
光回線の利用料金は一律ではなく、速さを重視するタイプや、料金を抑えるタイプ等、ライフスタイルに応じて価格設定を行っている光回線事業者もあります。
【関連記事】光回線の工事にかかる時間は?申し込みから工事までの流れについて解説します!
いままでインターネット接続を電話回線でおこなっていた利用者は、光回線に切り替える場合、次のような手順で進めて行きます。
・光回線事業者を決めて申込みをする
・ADSL回線の解約および機器の返却
・光回線の工事
・インターネット接続の設定・確認
同時に、電話回線から光回線に切り替える際の注意点もあわせて解説します。
電話回線から光回線に変更するには、光回線事業者を選び契約しなければなりません。
毎月の支払料金や初期費用、通信速度等、利用者のニーズに適したサービスを提供している事業者を選ぶことが重要です。
例えばこちらのビッグローブ光のようなプロバイダを選択するイメージです。
光回線事業者との契約を行うと、次にADSL回線の解約および機器の返却です。
光回線の工事予定日にあわせてADSL回線の解約日を決めましょう。
光回線契約時にあらかじめ決めていた日時に光回線の工事を行います。
利用者の住宅環境により工事担当者が訪問する「派遣工事」と訪問が必要のない「無派遣工事」とがあります。
派遣工事の場合、立ち会いが必要です。工事は2時間程度で完了します。
無派遣工事は、住宅内に光ファイバーが引き込まれている場合のため、立ち会いは不要です。
光回線が屋内に引き込まれたら、パソコン等をインターネットに接続できるよう設定し、接続されているかを確認します。
光回線に切り替えるにあたっての注意点として、光回線の契約と同時にADSL回線を解約すると、インターネットの利用ができなくなる場合があるので、注意が必要です。
ADSL回線の解約に伴う機器の返却により、開通の工事までの期間、インターネット接続ができない場合があります。
光回線開通までの期間、Wi-Fiレンタルサービスを行っている光回線事業者もあるので、事業者を決める際の一つとして検討するのもいいでしょう。
【関連記事】光回線が工事済みか確認する方法4つ!賃貸アパートやマンションの調べ方を解説
光回線は、光ファイバーを使っての通信回線で、高速でインターネット接続が可能です。
2024年以降、長きにわたりインターネット通信を担ってきた電話回線での接続が終了します。
今まで電話回線でインターネット接続を行っていた利用者は、光回線を利用することで、快適なインターネットライフを手にすることができるでしょう。
ビッグローブ光は、NTTフレッツ光同様、1Gbpmの高速接続で快適なインターネットライフが満喫できます。
また、月額料金がインターネット回線、プロバイダ料込みで4,378円(税込)〜となっています。
最大55,000円のキャッシュバックが受けられることも魅力ですので、ビッグローブ光を一度検討してみてください。
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