2023年1月23日
インターネットを無料で利用できる賃貸物件があるのをご存じでしょうか。
賃貸物件を選ぶポイントとして、インターネット環境を一番に考える人もいるのではないでしょうか。
本記事では、インターネットが無料の賃貸物件について解説します。
よく似た言葉として、「対応物件」や「完備物件」の違いや、インターネットが無料の賃貸物件のメリットおよびデメリット、またデメリットの対処法について説明します。
インターネット環境を賃貸物件選びに重視している人はぜひ最後までお読みください。
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目次
インターネットが無料で利用できる賃貸物件とは、すでにプロバイダ契約されており、入居者がパソコン等のデバイスを接続すればそのままでインターネットが利用可能な状態です。
よく似たものに「対応物件」や「完備物件」がありますので、あわせて解説します。
インターネット無料賃貸物件とは、必要な回線やプロバイダと契約が結ばれている入居者が無料で接続可能な状態をいいます。
パソコン等のデバイスを接続するだけで、インターネットが無料で利用できます。
入居者は、新たにプロバイダ契約を行う必要がないため、わずらわしいインターネットの契約の手続きが不要です。
そのため、賃貸住宅を退去する場合でも、違約金は発生しません。
共同利用方式のインターネット回線である可能性が高いため、利用する人数が重なると、通信が遅くなるケースもあります。
インターネット無料物件以外にも、似たものに「対応物件」や「完備物件」がありますので、こちらも説明しましょう。
インターネット対応物件とは、インターネット回線が共用部まで引かれている状態をいいます。
共用部から入居者自身の部屋へ回線を引き込むためには、回線工事の手続きやプロバイダ契約を行うことが必要です。
入居者はインターネットの無料賃貸とは異なり、すぐにインターネット接続はできないので注意しましょう。
特に引越の時期と重なった場合、工事の順番がなかなか回ってこないことも考えられ、インターネット利用が入居してかなり経ってから開通するといったことも考えられます。
インターネット完備物件とは、回線工事が部屋ごとまでできており、プロバイダ契約も完了している物件をいいます。
インターネット対応物件とは異なり、共用部から個別の部屋ごとに回線が敷かれているため、工事を依頼する必要がありません。
プロバイダ契約をされているため、新たにプロバイダ契約も不要です。
LANケーブルとパソコン等デバイスをつなぐことでインターネット接続は可能です。
インターネットを無料で利用できる賃貸住宅のメリット、およびデメリットにはどのような点があるのでしょうか。
インターネットを無料で利用できる賃貸住宅のメリットは以下の4点です。
インターネット回線が賃貸物件に備え付けられているので、LANケーブルをパソコンに接続するだけで入居当日から無料でインターネットが利用可能です。
特に、転宅まで時間がなかった入居者や、頻繁にインターネットを利用する入居者にとっては非常に便利といえるでしょう。
インターネットが備えつけられている賃貸物件は、事前に大家や管理会社がプロバイダ契約を完了しています。
そのため、入居者があらためてプロバイダ契約をする必要はありません。
煩雑な手続きをしなくて済むため、プロバイダ契約の手続きが面倒であると考えている入居者にとっては、事前にプロバイダ契約がなされている賃貸物件は非常に便利であるといえるでしょう。
入居者が賃貸住宅を2~3年で退去等によりプロバイダ契約を解約する場合、通常、違約金が発生するケースがあります。
インターネットが無料である賃貸物件は、大家や管理会社がインターネット接続においてのプロバイダ契約を行っているので、入居者が退去する場合でも、違約金は発生しません。
本来、解約時に発生する工事費用等が入居者にかかってきますが、インターネット無料賃貸物件であるため必要ありません。
入居者は無料でインターネットを利用可能であるので、インターネットに関する費用はかかりません。
個人で契約すれば3,000~5,000円ほどかかる費用も、無料で使い放題であることを考えると、おサイフにもやさしいと言えるのではないでしょうか。
一方で、インターネットを無料で利用できる賃貸住宅のデメリットには次の4つが考えられます。
インターネットを無料で利用できる賃貸住宅は、共同利用方式であるケースが多いため、入居者がインターネットを利用する時間帯が重なれば、回線が渋滞し、つながりにくくなる場合があります。
インターネットを頻繁に利用するヘビーユーザーにとっては、無料であってもつながりが遅いとストレスを感じるかもしれません。
インターネットが無料で利用できるという謳い文句の裏で、インターネット料金が家賃や管理費に加算されている場合があります。
無料とあっても実質入居者がインターネット料金を支払っている可能性もあるので注意が必要です。
入居予定のところがインターネット料金無料である場合、入居前に近隣と家賃を比較することをおすすめします。
もし、相場より高い場合、賃貸するのを見直す必要があるかもしれません。
インターネットを利用するに際し、セキュリティの強化は不可欠です。
無料でインターネット利用可能な賃貸物件のセキュリティはどの程度であるのかがわかりません。
管理する側が万全と考えていても、入居者にとっては不十分と感じる場合もあるでしょう。
この場合、入居者自身で強化する必要があるかもしれません。
無料でインターネット回線を利用するにあたって、賃貸物件の大家や管理会社は、事前にプロバイダ契約を行っています。
そのため、入居者がプロバイダを選ぶことはできません。
入居者がプロバイダにこだわるのであれば、事前に賃貸物件がどこのプロバイダを利用しているのかを確認するのがいいでしょう。
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インターネットが無料で利用できる賃貸住宅のデメリットに対処するには、次のことに注意しましょう。
パソコン等デバイスのOSは、古いままの状態であれば、ウイルスや不正アクセスといった攻撃を受ける恐れがあります。
OSが古い状態であると、脆弱性を突かれやすいからです。
ウイルス等の攻撃からデバイスを守るためには、常にOSを最新バージョンに更新する必要があります。
少し面倒かもしれませんが、こまめなチェックがデバイスを守ることにつながります。
パソコン等のデバイス内に、セキュリティ対策を万全にすることも重要です。
ウイルスを感知し、遮断可能なセキュリティソフトを装備することで、デバイスを守ると同時に、メール等で第三者への二次感染を未然に防止できます。
無料のセキュリティソフトもあるので検討する価値はあるでしょう。
パスワードの管理もセキュリティの強化には欠かせません。
同じパスワードを使い回したり、簡単なものにしたりすることのないようにしましょう。
できる限り複雑なパスワードとし、外部からのハッキングにも注意が必要です。
入居を検討している賃貸物件がインターネット無料であるものの、入居者によっては通信速度やセキュリティについて不満を感じる人がいるかもしれません。
その場合、個人でプロバイダ契約を行うことも選択肢のひとつとして考えられます。
ただし、入居者個人でプロバイダ契約が可能であるかを、事前に大家や管理会社に相談してから行うようにしましょう。
回線によっては、入居者が希望するプロバイダを利用できない場合があるので注意が必要です。
インターネットが無料で利用できる賃貸住宅は、インターネット完備物件です。
すでに回線およびプロバイダ契約ができているので、パソコン等デバイスを接続するだけでインターネット利用ができます。
一方、インターネット対応物件は、共用部までインターネット回線がつながっている状態です。
入居者は工事およびプロバイダ契約を行って、入居者の部屋までインターネット回線を開通させる必要があります。
インターネットが無料の賃貸住宅のメリットとして、入居して即インターネットが使用可能で、プロバイダ契約が不要、違約金が発生しないといった点です。
デメリットとして、共同利用方式の可能性が高く、回線が渋滞する点や家賃に加算されているケースがあります。
セキュリティへの懸念やプロバイダを入居者は選べないといったこともあります。
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