ポケットWi-Fiが遅い理由と制限がかかる原因は?速度制限の対処法も紹介

ポケットWi-Fiが遅い理由は「使いすぎ」であることが多いです。

 

外出先でも快適にネットを使えるので便利ですが、使用量が多い場合はすぐに速度制限がかかってしまいます。

 

ルーターの再起動で改善することもありますが、ルーターには寿命があるため、制限を気にせずネットを楽しむなら機種変更も検討しましょう。

 

加えて、ポケットWi-Fiは夜に制限がかかりやすいため、使い方には工夫が必要です。

 

本記事では、ポケットWi-Fiが遅い理由や、速度制限にかかった時の対処について解説します。

 

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ポケットWi-Fiの速度目安と通信速度が遅い理由2つ

ポケットWi-Fiが遅い理由と制限がかかる原因は?

一般的にネットの通信速度は、10Mbpsあると日常生活で困りません。

 

ただし、使用量は人それぞれ違うため、10Mbpsでも遅いと感じることがあります。

 

そこで本章では、用途別でのポケットWi-Fiの速度目安や通信速度が遅い理由について以下3つを解説します。

 

・回線速度が20〜30Mbpsあると安心
・ポケットWi-Fiの性能が低い・故障している
・回線の混雑を避けるため制限がかかる

 

速度制限がかかりやすい人はぜひ参考にしてください。

 

回線速度が20〜30Mbpsあると安心

 

一般的に、ネット回線は10MbpsあるとWebページや標準画質の動画視聴が可能です。

 

ただし、用途によってどれくらいの速度が必要かは人それぞれ違います。

 

下の表で、通信量ごとに必要な回線速度の目安をまとめました。

用途 速度目安
テキストメッセージの送受信 1Mbps
Webページ・SNSの閲覧 1Mbps〜10Mbps
標準画質の動画視聴・ビデオ通話 10Mbps〜30Mbps
高画質の動画視聴・オンラインゲーム 30Mbps〜50Mbps

 

動きが激しいオンラインゲームだと、快適にプレイするためには100Mbpsは必要です。

 

ポケットWi-Fiは大容量通信には不向きなので、日常的にオンラインゲームをプレイする方は光回線が一番おすすめです。

 

ポケットWi-Fiの速度が気になる方は、速度テストができるサイトを利用してみましょう。

 

インターネットの速度テスト Fast.com

 

続いて、ポケットWi-Fiが遅くなる理由について解説します。

 

ポケットWi-Fiの性能が低い・故障している

 

Wi-Fiが遅い時は、ルーター本体の性能が低い、もしくは故障している可能性があります。

 

経年劣化で本来の機能が発揮できていない可能性もあるため、2年以上使用しているポケットWi-Fiは買いかえを検討しましょう。

 

またアップデートがされていない場合でも、速度が落ちやすいため注意が必要です。

 

アップデートすると、通信が安定しやすくなり、セキュリティーも強化されます。

 

ポケットWi-Fiは定期的にアップデートしましょう。

 

回線の混雑を避けるため制限がかかる

 

インターネットにつなげられる量には限界があります。

 

特にネットの使用量が増える夜は、回線がパンクしないように一時的に制限されるため速度が落ちます。

 

ポケットWi-Fiに同時接続する端末数が多くても制限がかかりやすいので、使い方は工夫しましょう。

 

他にもポケットWi-Fiに制限がかかる原因はいくつかあるので、次の章で詳しく解説します。

 

ポケットWi-Fiに制限がかかる原因6つ

ポケットWi-Fiが遅い理由と制限がかかる原因は?

Wi-Fiは周辺環境に影響されやすいため、速度が落ちやすいです。

 

本章ではポケットWi-Fiに制限がかかる原因について6つ解説します。

 

①接続台数が多い
②夜にWi-Fiを利用している
③電波が弱いエリアに住んでいる
④回線設備がパンクしている
⑤天気が荒れている
⑥他の電波と干渉しあっている

 

原因はひとつではないので、遅いと感じる方はどれに当てはまるか確認してみてください。

 

①接続台数が多い

 

ポケットWi-Fiは、同時接続できる台数が決まっています。

 

一般的に、10台以上の同時接続が可能ですが、接続台数が増えると制限されやすくなるため、注意が必要です。

 

②夜にWi-Fiを利用している

 

夜はネットの使用量が急激に増えます。

 

そのためプロバイダは、回線がパンクしないように一時的に制限をかけることがあります。

 

夜になるとWi-Fiが遅いと感じるのはこのためです。

 

夜でも制限を気にせず快適にオンラインゲームや動画視聴をしたい方は、光回線の利用がおすすめです。

 

③電波が弱いエリアに住んでいる

 

ポケットWi-Fiは、Wi-Fiに接続できるエリアが決まっています。

 

地方だと繋がりにくい傾向があるため、ポケットWi-Fiを契約する際は、対応エリアを確認しましょう。

 

手元のポケットWi-Fiの対応エリアを確認したい場合は、契約した会社の公式サイトからチェックできます。

 

気になる方は、簡単に調べられるので確認してみてください。

 

④回線設備がパンクしている

 

夜は特に回線が混雑して、制限がかかりやすいです。

 

容量が大きい通信は、夜の間だけ避けるなど使い方を工夫しましょう。

 

ただし利用者が少ない深夜から朝方まで制限がかかる時は、何らかの理由で設備にトラブルが起きている可能性があります。

 

この場合ユーザー側で対処できないため、改善されるまで待つ、もしくは他社への乗り換えを検討した方が良いでしょう。

 

⑤天気が荒れている

 

Wi-Fiは水分に影響されやすいため、くもりや雨の日は速度が遅いと感じることが増えます。

 

ルーターに近いほどWi-Fi電波は届きやすくなるので、天気が荒れている日はルーターの近くでスマホやパソコンなど操作しましょう。

 

雨の日にWi-Fiが遅いときの対処法については、関連記事で詳しく紹介しているので参考にしてみてください。

 

【関連記事】Wi-Fiが雨の日につながらない理由と対処方法を紹介

 

⑥他の電波と干渉しあっている

 

Wi-Fi電波は、家電から出ている電磁波の影響を受けやすい特徴があります。

 

特に電子レンジの近くでWi-Fiを利用すると、お互いに電波干渉し合い、速度が遅いと感じるでしょう。

 

棚や扉などの障害物、キッチンやウォーターサーバーなどの水回りも電波を弱らせる理由のひとつです。

 

遅いと感じた時は、ポケットWi-Fiを利用する場所を変えてみましょう。

 

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ポケットWi-Fiが遅いときの対処法6つ

ポケットWi-Fiが遅い理由と制限がかかる原因は?

ポケットWi-Fiの速度が遅いとき、下の6つの対処法を試すと改善されることがあります。

 

簡単に対処できるので、試してみてください。

 

①Wi-Fiルーターを再起動する
②スマホやパソコンを再起動・設定変更する
③ルーターの置き場所を変える
④ポケットWi-Fiの使い方を見直す
⑤ポケットWi-Fiの契約内容を見直す
⑥他の回線に乗り換える

 

対処法を試しても速度が遅いときは、他社への乗り換えや、光回線の契約を検討しましょう。

 

①Wi-Fiルーターを再起動する

 

Wi-Fiが遅い時は、Wi-Fiルーターを再起動すると改善されます。

 

ポケットWi-Fiは、起動中にエラーが出て通信状況が不安定になりやすいため、一度リセットしましょう。

 

②スマホやパソコンを再起動・設定変更する

 

ポケットWi-Fiが正常でも、デバイス側のエラーやメモリ不足などで速度が遅くなります。

 

遅いと感じた時は、スマホやパソコンなどのデバイスを再起動しましょう。

 

また、接続する周波数帯を変えることで速度が速くなることがあります。

 

2.4GHzの周波数帯に接続している場合は、5GHzの周波数帯に設定変更してみましょう。

 

【周波数帯の違いと特徴】

<2.4GHz>
・通信速度は遅いが、遠くまで届く
・電子レンジなどの家電で利用されている
・電波干渉しやすく、障害物の影響を受けにくい
<5GHz>
・通信速度は速いが、遠くまで届かない
・スマホ、パソコンなどのデバイスでの使用が向いている
・棚や扉などの障害物の影響を受けやすく、電波干渉が起きにくい

 

Wi-Fiが遅い時は、デバイス側で接続するWi-Fiの周波数帯を設定変更しましょう。

 

③ルーターの置き場所を変える

 

ルーターは家電や家具などの障害物の影響を受けやすいです。

 

<置き場所のポイント>

・電子レンジなどの家電の近くを避ける
・キッチン、ウォーターサーバー、水槽の近くを避ける
・棚や箱の中でポケットWi-Fiを使わない
・障害物のない窓際に置く
・床から1m程度離れた高い位置に置く

 

Wi-Fi電波は周囲の環境に影響されやすいので、Wi-Fiが遅い時は置き場所を工夫しましょう。

 

④ポケットWi-Fiの使い方を見直す

 

ポケットWi-Fiは、長時間の動画視聴やオンラインゲームには不向きです。

 

通信量が多いとすぐに制限がかかってしまいます。

 

特に夜は制限がかかりやすくなるため、注意が必要です。

 

各携帯会社が提供するキャリア通信(4G・5G・LTE)と使い分けるなど、制限がかからないように工夫しましょう。

 

⑤ポケットWi-Fiの契約内容を見直す

 

ポケットWi-Fi本体に原因がある場合、機種変更すると制限されにくくなります。

 

ポケットWi-Fiは、毎年のように新機種が発売されているので、よりお得で快適なWi-Fi利用が可能です。

 

ルーターの寿命は2〜10年程度と言われているので、2年以上の使用でWi-Fiが遅い時は、機種変更を検討してみましょう。

 

⑥他の回線に乗り換える

 

毎月のように速度制限がかかる方は、ポケットWi-Fiから光回線への乗り換えがおすすめです。

 

ポケットWi-Fiと比べると、通信速度が圧倒的に速く、混雑しやすい夜でも通信状況が安定しています。

 

コンセントを差し込むだけでWi-Fiが利用できるホームルーターもありますが、日常的に通信量が多い方は使い放題となっている割にはすぐに制限がかかってしまいます。

 

そのため、あとあと光回線に切り替える方も少なくありません。

 

夜でも制限を気にせず、安定したネット通信を求めるなら光回線が一番おすすめです。

 

【関連記事】

一人暮らしにおすすめの光回線は?スマホ料金がお得になる光回線を紹介

 

モバイルルーターとホームルーターの違いとは?両方の特徴や選び方を解説

 

速度制限なしでインターネットを楽しむならBIGLOBE光

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安定したネット通信をするならBIGLOBE光がおすすめです。

 

通信量の増加による制限を受けにくく、夜でも快適にネットを楽しめます。

 

BIGLOBE光の特徴は以下3つです。

 

・IPv6接続対応のため通信速度が安定している
・自宅セット割で月額料金がお得
・特典が豊富で工事費が実質無料!

 

IPv6接続対応のため通信速度が安定している

 

現在よく使われている光回線のIPv4接続(PPPoe方式)は、通信量の増加により各地域の設備が夜になると混雑しています。

 

ですがBIGLOBE光の光回線はIPv6接続(IPoe方式)を利用しているため、地域や時間帯の影響を受けず、夜でも快適なWi-Fiの利用が可能です。

 

制限を気にせずネットを楽しみたい方におすすめです。

 

自宅セット割で月額料金がお得

 

auやUQモバイルユーザーの方は、BIGLOBE光の契約で自宅セット割が適用されます。

 

プランによって割引金額は変動しますが、約1,000円程度、月々のスマホ料金がお得になります。

 

最大で10回線まで割引可能なので、auまたはUQモバイルユーザーが多いご家庭におすすめです。

 

特典が豊富で工事費が実質無料!

 

BIGLOBE光は、新規契約で工事費が実質無料、オプションの無線LANルーターレンタル代が半年間無料になるなど、特典が豊富です。

 

オプションに加入しなくても最大で50,000円のキャッシュバック特典もあります。

 

BIGLOBE光は複雑な条件がないため、光回線の契約が初めての方にもおすすめです。

 

まとめ|ポケットWi-Fiが遅い時は利用状況を見直そう

 

ポケットWi-Fiが遅い時は夜の使用を控えたり、ルーターやデバイスを再起動するなど工夫してみましょう。

 

簡単に対処できるケースが多いので、本記事で紹介した方法をぜひ試してみてください。

 

「対処法を試しても改善されない」「日常的に制限がかかる」といった場合は、ルーターの機種変更や回線の乗り換えがおすすめです。

 

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