2024年2月6日
インターネットは、ネットが普及している私たちの生活に欠かせない要素であり、多くの家庭でケーブルテレビや光回線が利用されています。
しかし、ケーブルテレビのWi-Fiは光回線と比べると速度が遅いといわれ、繋がらない状況が続くことが多いです。
光回線が届かない山間部などではケーブルテレビのWi-Fiが重宝されますが、繋がらない状況を作らないためにも対策が必要です。
そこで本記事では、ケーブルテレビのWi-Fiが繋がらない原因や、改善策について解説します。
ケーブルテレビのWi-Fiは、様々な理由で繋がりにくくなるので、ご自宅のWi-Fiが繋がらない場合は、該当する内容がないかチェックしてみてください。
目次
ケーブルテレビのWi-Fiが繋がらない理由は以下の6つです。
・一時的なWi-Fiルーターのトラブル
・接続したいWi-Fiの周波数帯域を誤っている
・Wi-Fiルーターの周辺環境が良くない
・デバイス（スマホやパソコン）側に問題がある
・ケーブルテレビの回線に問題がある
・料金の支払いが滞っている
ケーブルテレビのWi-Fiが繋がらない場合、一般的にはルーターやデバイスに問題があることが多いです。
これ以外にも考えられる原因があるので、参考にしてみてください。
Wi-Fiルーターは精密機器なので、長い間電源をつけっぱなしで使うと、熱がたまり不具合を起こすことがあります。
また、振動でも不具合を起こすことがあるため、Wi-Fiルーターの扱いには気をつけましょう。
この他、自分でケーブルテレビのWi-Fiを設定した場合、モード設定を間違えている可能性があります。
通常「ルーターモード（RT）」でWi-Fiを使いますが、ケーブルテレビによっては「アクセスポイントモード（AP）」で利用します。
分からない時はケーブルテレビの提供会社に問い合わせて、適切な設定モードになっているか、確認してみてください。
ケーブルテレビのWi-Fiには2.4GHzと5GHzの周波数帯があります。
【Wi-Fiの周波数帯の特徴】
・2.4GHz：家電の電磁波の影響を受けやすい。速度は比較的遅いが広範囲に届く
・5GHz：壁など障害物の影響を受けやすい。速度は速いがWi-Fiが届きにくい
ケーブルテレビのWi-Fiの特徴に合わせて、周波数帯を選ぶと速度が改善する場合があります。
この他、2つのWi-Fiの周波数帯はパスワードがそれぞれ異なります。
誤ったパスワードを入力するといつまでも繋がらないので、気をつけましょう。
Wi-Fiルーターは、周辺環境に影響されやすいです。
設置場所によってWi-Fiの繋がりやすさが変化するので、以下のポイントを確認してみてください。
【Wi-Fiルーターの望ましい設置場所】
・床から1m程度離れた場所
・壁や家具から離れている場所
・テレビ、電子レンジ、エアコンなど家電から離れている場所
・水槽、キッチン、ウォーターサーバーなど水気から離れている場所
ケーブルテレビの配線の都合もあるため、ベストな場所に設置できないかもしれませんが、可能な箇所はぜひ工夫して設置してみてください。
ケーブルテレビのWi-Fiが繋がらない場合、デバイスの一時的な動作不良が考えられます。
スマホやパソコンでWi-Fiのオン・オフを試したり、電源の再起動を行ってみてください。
また、デバイス側が機内モードに設定されている場合、Wi-Fiは繋がらないので、機内モードがオンになっていないか確認してみましょう。
Wi-Fiが繋がらない場合、ケーブルテレビの回線障害が考えられます。
ケーブルテレビや光回線は、事故・災害・設備の故障・メンテナンスなどで回線が繋がらないことがあります。
回線障害の情報は、ケーブルテレビの提供会社の公式ホームページで確認が可能です。
Wi-Fiが繋がらない時は、回線トラブルが起きていないか最新情報を確認してみてください。
【関連記事】JCOMのWi-Fi速度が遅い理由5選！6つの対処方法も紹介
ケーブルテレビの支払いが滞っていると、回線の利用が停止されます。
支払いに滞りがないか、ケーブルテレビの公式会員ページから確認してみてください。
未払いがあった場合は、速やかに支払いを済ませましょう。
ケーブルテレビのWi-Fiが繋がらない時は、以下の3つのポイントに分けて考えると対処しやすいです。
・ルーターが原因でWi-Fiに繋がらない時の改善策
・デバイスが原因でWi-Fiに繋がらない時の改善策
・モデムが原因でWi-Fiに繋がらない時の改善策
Wi-Fiが繋がらない原因はいくつも考えられるので、心当たりがある箇所から対処してみてください。
ルーターが原因でWi-Fiに繋がらない場合は、以下の改善策を試してみてください。
【電源を入れ直す】
・電源コードをコンセントから抜く
・2〜3分程度待ってから再びコードを差し込む
（本体が熱くなっている場合は、冷えるまで待つ）
・ルーター本体に電源スイッチがある場合は、スイッチをオフにする
【ルーターモード（RT）とアクセスポイントモード（AP）の切り替えを行う】
・ルーター本体にある切り替えスイッチを押す
もしくは
・スマホなどのデバイスから、設定画面にアクセスして切り替える
スマホやパソコンなどのデバイスが原因で、Wi-Fiに繋がらない可能性があります。
簡単にできる方法なので、参考にしてみてください。
【ルーターをアップデートする】
・Wi-Fiに接続しているスマホやパソコンで設定画面を表示する
・「設定」や「管理」の表示ボタンをタップする
・「ファームウェア更新」や「アップデートする」などの表示をタップする
設定画面へのアクセス方法は以下の記事で詳しく紹介しているので、操作が分からない方や不安な方は参考にしてみてください。
【関連記事】ケーブルテレビ（CATV）のWi-Fi速度（インターネット）を上げる方法5選！
【Wi-Fiへの接続台数を減らす】
Wi-Fiへの接続台数が多いとケーブルテレビの回線が混雑し、通信速度が遅くなります。
使わないデバイスのWi-Fi接続を切って、回線混雑を解消してみましょうください。
【パスワードが間違っている】
デバイスに打ち込んだWi-Fiのパスワード（SSIDの暗号キー）が間違っている可能性があります。
Wi-Fiルーター本体に貼られているシールをみて、デバイスで正しく打ち込めているか確認しましょう。
モデムはWi-Fiルーターと接続されており、ケーブルテレビのアナログ信号をデジタル信号に変換するための重要な機器です。
モデムが原因でWi-Fiが繋がらない可能性があるので、以下の改善策を試してみてください。
【モデムの電源を入れ直す】
モデムには一般的には電源スイッチがありません。
Wi-Fiが繋がらない時は電源コードを一度抜いて、様子を見てみましょう。
【ケーブルテレビの提供会社に問い合わせる】
モデムのランプがつかなかったり、作動音がしない場合はケーブルテレビの提供会社に問い合わせましょう。
状況次第で、電話しながらサポートを受けられたり、新しくモデムを変えてくれたりするる可能性があります。
以上の改善策を試してみてもWi-Fiが繋がらない場合は、光回線への乗り換えを検討しましょう。
Wi-Fiはネットを利用する上で大事な要素ですが、Wi-Fiを利用するための回線選びも重要なポイントです。
「ケーブルテレビと光回線の違いが分からない」という方も少なくないので、本章では以下の通り、光回線のメリットとデメリットについて解説します。
・光回線のメリット3つ
・光回線のデメリット3つ
自分のネットの利用状況にあった回線を選べるように、ぜひ参考にしてみてください。
【①通信速度が速い】
光回線は、ケーブルテレビよりも通信速度が速いです。
ケーブルテレビ
上り（アップロード）の最大通信速度10Mbps〜1Gbps
下り（ダウンロード）の最大通信速度320Mbps〜1Gbps
光回線
上り（アップロード）の最大通信速度1Gbps〜10Gbps
下り（ダウンロード）の最大通信速度1Gbps〜10Gbpss
上記の数値は最大通信速度のため、実測値とは大きく異なる場合があります。
通常30Mbps以上あれば快適に動画視聴できますが、接続台数が多かったり、他にもWi-Fiを使用しているデバイスがあると、ケーブルテレビのWi-Fiは繋がりにくくなります。
そのため、高頻度で動画視聴・オンラインゲーム・ビデオ通話など容量が大きい通信をする方は、光回線の方がおすすめです。
【②回線が安定している】
ケーブルテレビなどの固定回線は、距離や場所による影響を受けやすく、繋がりにくい傾向があります。
一方で光回線に使用されている光ファイバーケーブルは、距離や場所の影響を受けにくく、電波干渉もないため、通信が安定しています。
さらに光回線が混雑しやすい夜間や地域でも、より高速通信が可能なIPv6接続（IPoE方式）の光回線が登場しているので、通信速度を重視したい方はチェックしてみてください。
【③データ使用量を気にせず使える】
プランや事業者にもよりますが、一般的に光回線は通信容量に制限がありません。
スマホやモバイルWi-Fiは、毎月のデータ通信量をオーバーすると通信制限がかかりますが、光回線はデータ通信制限を気にせずネットを利用できます。
【①開通工事が必要】
光回線は建物の状況に応じて開通工事が必要になる場合があります。
工事費が1.5〜2万円程度かかり、工事日は立ち合い必須なので予定を調整しなければいけません。
利用するまでに手間と時間がかかるので「いますぐWi-Fiを使いたい！」という方には向いていません。
【②料金設定が高め】
光回線の料金相場は4,000〜6,000円と比較的高く設定されています。
さらに工事費やルーターのレンタル料など、初期費用がかかるため安くネットを利用したい方には不向きです。
また、解約するタイミング次第で違約金が発生するので、契約更新月を把握しておく必要があります。
【③提供できないエリアがある】
光回線はプロバイダによって提供エリアが異なります。
使いたい光回線があってもエリア外であれば契約できない場合があります。
また、エリア内の場合でも建物の立地状況によっては、回線を引き込めないケースがあるので注意が必要です。
利用したい光回線のウェブページにアクセスして、利用可能かどうかエリア検索してみましょう。
【関連記事】マンションではJCOMしか選べない？光回線の導入方法とサービス選び方
光回線は比較的費用がかかるため、ケーブルテレビからの乗り換えを悩む方は多いです。
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他にもビッグローブ光がおすすめの理由がいくつかあります。
・55,000円のキャッシュバック適用で実質工事費が無料
・複雑な条件がないため初めての人でも安心
・au・UQモバイルユーザーの人はさらにお得
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JCOMのケーブルテレビを契約中にauスマートバリューを適用していた方は、BIGLOBE光への乗り換えで引き続きお得にスマホが利用できます。
ケーブルテレビのWi-Fiが繋がらない原因は複数考えられるため、簡単な改善策からひとつずつ試すことをおすすめします。
ほとんどの場合Wi-Fiルーターやデバイスの再起動で改善しますが、紹介した方法を試してみても繋がらない場合は光回線の乗り換えも検討してみましょう。
キャンペーンや特典内容が充実した光回線を選ぶと、初期費用や月額料金が安く済みます。
お使いのスマホキャリアとセット割できる光回線を選ぶとスマホ料金も節約できるので、ぜひ本記事の内容を参考に、自分にあった光回線を選んでみてください。
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