2023年1月24日
近年、Wi-Fi経由でスマホやパソコンがウィルスに感染したり、個人情報の流出などが問題になっています。
感染したかどうかもわからない場合もあるため、Wi-Fiにつなぐ前にセキュリティ対策をした方が安心です。
そこで本記事ではウィルスに感染する原因や、感染したときの確認方法、自宅Wi-Fiのセキュリティ対策について紹介します。
ちょっとした対策で感染を防げるので、ぜひ試してみてください。
おすすめの回線BIGLOBE光の詳細はこちら
目次
スマホやパソコンがウィルス感染する場合、フリーWi-Fiへの接続が原因であることが多いです。
ですが、家庭用Wi-Fiを狙ったウィルス攻撃もあるため自宅でのWi-Fi接続にも注意が必要です。
本章では、どのようにスマホやパソコンなどのデバイスが感染するのか解説します。
飲食店やショッピングモールなどのフリーWi-Fiは、セキュリティが危ういためウイルス感染のリスクが高いです。
さらに公共のフリーWi-Fiになりすました、ニセのフリーWi-Fiが発信されている場合もあります。
悪意のある人によって発信されたものなので、大丈夫だろうと疑わずにWi-Fiに接続すると個人情報が流出する可能性があります。
ウィルスに感染したWebサイトにアクセスすると、スマホやパソコンにも感染します。
安全なWi-Fiに接続しながら、ウィルス感染したサイトを見た場合、Wi-Fiのプログラムを勝手に書きかえられ、詐欺サイトに誘導されるトラブルが起こります。
自宅のWi-Fiが感染した場合、同じWi-Fiを利用する家族にも同じトラブルが起こる可能性があるため、注意が必要です。
知らないアカウントから届いたメールの添付ファイルを開くと、ウィルス感染する危険があります。
こちらも、安全なWi-Fiに接続しながら添付ファイルを開くと、Wi-Fiまで感染する可能性が高いです。
一般的には、画像や文字装飾がされている「HTML形式」のメールはウイルス感染のリスクが高いため注意が必要です。
ファッションの通販会社など、企業からのメールに見せかけているのでうっかり添付ファイルを開かないようにしましょう。
ただ、最近ではテキストのみのメールもウィルス感染のリスクがあるため、差出人が不明なものは開かないようにしましょう。
「GooglePlay」や「Apple Store」にあるアプリは審査を受けているため、ウィルス感染するリスクは低いです。
ですが、これ以外のサイトで配布されたアプリはウィルス感染のリスクが高まります。
アプリのインストールは、必ず公式サイトからおこないましょう。
悪意のある第三者によって、セキュリティがあまい家庭用のWi-Fiルーターが攻撃される場合があります。
Wi-Fiルーターのプログラムが書き換えられるため、ウィルス感染したWi-Fiに接続すると詐欺サイトが表示される被害にあってしまいます。
ウィルスに感染すると個人情報が流出する危険がある、というのは多くの人が知っていると思います。
ですが、違う目的を持った悪意のある人もいるので注意が必要です。
Wi-Fiでウィルス感染した場合、どのような危険があるのか以下4つを紹介します。
もっとも多いのが、Wi-Fi接続によるデータの漏えいです。
パソコンやスマホのデータを抜き取られ、不特定多数の人に情報をばらまかれたり、クレジットカードを悪用される恐れがあります。
Wi-Fi経由でウィルス感染したスマホやパソコンを乗っ取られると、勝手に書き込みされたり、ウイルスをばらまかれる可能性があります。
SNSで繋がっている知り合いに迷惑をかけることもあるため、SNSアカウントのセキュリティ対策も大切です。
近年増えているのが、盗聴や盗撮です。
気づかないうちにカメラや電話アプリが立ち上がり、知らないまま被害にあってしまいます。
録画中のマークがつかずに盗撮されていたり、アプリが画面上に表示されていないのに盗聴されるケースがあります。
前述したように、安全なWi-Fiに繋げながらウィルスに感染したサイトや添付ファイルを開くと、Wi-Fiまで侵されてしまいます。
Wi-Fiがウィルス感染すると、以下のようなトラブルが起こります。
家庭用のWi-Fiルーターが感染すると、同じWi-Fiを利用する家族まで被害を受けるので注意が必要です。
おすすめの回線BIGLOBE光の詳細はこちら
気づかないうちにWi-Fiでウィルス感染した場合、以下の方法で確認ができます。
どれもすぐにできるので、スマホやパソコンなどの動作に違和感を感じる方はぜひ試してみてください。
メールの添付ファイルやWebサイトなどをウィルススキャンし、感染しているか調べるサービスを利用しましょう。
無料でできるサービスが多いので、「ウィルススキャン(ウィルスチェック)+無料」で検索して試してみてください。
Googleが提供している「VirusTotal」や、そのほか大手企業が実施している無料体験プランでウィルスチェックができます。
Wi-Fiでウィルスに感染した場合、勝手にSNSのIDやパスワードが変更されることがあります。
ログインできない場合は、SNSの運営に問い合わせてアカウントの停止をお願いしましょう。
SNSで繋がっている知り合いに、自分のアカウントで勝手に投稿やコメントがされていないか確認してもらうのもおすすめです。
スマホやパソコンなどのデバイスの動作でウィルスに感染しているか確認ができます。
以下の特徴を参考にして確認してみてください。
<Wi-Fiでウィルス感染したデバイスの特徴>
このような動作がデバイスにみられたら、ウィルス感染している可能性が高いです。
感染がわかったら早めの対処が重要です。
Wi-Fiでウィルス感染がわかったときは早めの対処が重要です。
本章では試してほしい3つの対処法について紹介します。
デバイスだけでなく、Wi-Fiのウィルス駆除も可能なので、ぜひ試してみてください。
Wi-Fiでウィルス感染した時にすぐに試せる方法です。
動作がおかしかったり、不審なサイトが勝手に表示されたときはWi-Fi接続を解除しましょう。
また、自宅で同じWi-Fiを接続する人にも、解除するように伝えたほうが安心です。
Wi-Fiやデバイスのウィルスは専用のセキュリティソフトで削除しましょう。
削除範囲や操作方法はソフトによって違うため、サービス元のHPやマニュアルを確認しながら行ってください。
Wi-Fi接続の解除や、セキュリティソフトの導入でも改善しなかった場合は、スマホやWi-Fiルーターを初期化しましょう。
スマホやパソコンを初期化すると購入時の状態に戻るため、写真やメッセージ履歴が消えてしまいます。
なので、先にWi-Fiルーターを初期化して様子を見てください。
本章では、Wi-Fiでウィルス感染しないための対策・予防について3つ紹介します。
セキュリティ意識を高めて、Wi-Fiでウィルスに感染しないようにしっかり対策しましょう。
スマホやパソコンのOS、Wi-Fiルーターは常に最新の状態にアップデートするのがおすすめです。
「アップデートすると容量が少なくなる」「動作が鈍くなる」と感じるかもしれません。
ただ、ウィルスに侵されてからでは遅いので、セキュリティ対策は施しておきましょう。
ほぼ全てのデバイスには、元から内蔵されているセキュリティソフトがあります。
セキュリティソフトを無効にしていると感染リスクが高まるので危険です。
また、SNSなどショッピングサービスのログイン情報は、定期的に変更するのがおすすめです。
何度もくり返し悪用されないための対策を、しっかり取りましょう。
「めずらしい動画が無料で見れるから」「興味があるから」という理由で、安易にWebサイトを開いてはいけません。
ウィルスは爆発的に広がり、周りの人に迷惑がかかるので注意が必要です。
感染のリスクが高いので、タップする前に止まって考えてみましょう。
Wi-Fiがウィルスに感染する場合、添付ファイルやWebサイトの閲覧がほとんどです。
不審なメールは開封せず、心配ならセキュリティソフトを起動させると安心です。
個人レベルでの防犯意識が大事なので、ぜひ紹介した内容を参考にしてください。
おすすめの回線BIGLOBE光の詳細はこちら
株式会社スターティングライン・コーポレーションでは、個人様・法人様を問わず、各種インターネットのお取次サービスをご提供しています。お客様のご要望に最適なプロバイダ、サービスをご案内し、インターネット回線開通までの煩雑なお手続きを、わかりやすく丁寧にサポートさせていただきます。くわしくはお気軽にお問い合わせください。